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2004年 08月 09日
Brasil強化月間(2)
なかなか毎日更新は難しいですが、暑さに負けずアップしていきたいです。 最近 cafe_musiqueさんやipod-groove さんのblogでは2世アーティストを紹介されていて乗っかりたかっったんですが、どうしても70年代に手が伸びてしまい最近の新譜を買っていないんで紹介できませんが、今日はMaria Ritaのママ、Elis Regina を紹介。 Elis Reginaといったらブラジル音楽界の女王(日本で言うひばりちゃん<ちゃんですいません尊敬と愛着を持って呼ばさせて頂きました>) 自分自身女性ボーカリストの中でも1、2位を争う大好きなアーティストなんです。 夏なんでジャケ的には水の中で麦藁帽子をかぶるエリスの笑顔が最高で爽やかな”Como E Porque”が良いですが、音やパションを考えると、やはり”In London”でしょう。(1969年) 1曲目"Corrida de Jangada"のエリスの一声目を聴いただけでもうノックアウトでしょう、アップテンポなナンバーで最後まで駆け抜けます、(Edu Loboの作品) アップなナンバーと言ったら6曲目”Zazueira”(Jorge Benの作品)もう最高です、サビのZazueiraのリフレインの3回目のシャウト昇天します、エリスの声も聴いてる自分も一緒に天まで昇ります。 もう曲はRock、R&Bとブラジル音楽が混ざり合い最高のソウルミュージックです。 bassの格好良さ、ドラムの盛り上げ、イントロのピアノとギターの掛け合い、バックメンバーがそれぞれ当時最新のロックやR&Bを自分の物にしている強者達ですから、このサウンドが生まれてくるのでしょう。 さらに後半驚かされるのが、9曲目”Wave”(Antonio Carlos Jobinの作品)やラストナンバー”O Barquinho”のボサノバの名曲がもうファンキーにグルーブして最高のダンスナンバーに! ここにはボサノバの持つ爽やかさを超えたエリスとバックの情熱が一つのジャンルとして詰まっています。(暑くしてどうする)もう踊るしかないでしょうという感じでアルバムを締めくってくれます。 他にもゆっくりなポップな曲もあり、イギリスでの録音という事で珍しい英語での曲もありJazzシンガーの様なエリスも聴けます。 最後にこのパワーとパッションはこのアルバムの録音がたったの2日それもバックの演奏とオーケストラ、そしてエリスの歌をせーのの一発で録音したライブ同様の一発録りという、各自の技術と情熱の瞬間を凝縮したレコーディングだったことは本当に驚かされます。 なんか暑いのに爽やかなブラジリアンミュージックを全然紹介してませんが、サンバの様に盛上がりたいですね。
by kzythm
| 2004-08-09 23:55
| MPB
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